外科医が教える「手遅れ」になる前のサイン
足の付け根の「しこり」、押すと戻るからと放置していませんか?
「お風呂に入った時、足の付け根(鼠径部)にポコッとした膨らみがあるのに気づいた」 「手で押すと簡単に引っ込むし、痛みもない。これって放っておいても大丈夫かな?」
もしあなたが今、そんな風に思っているなら、少しだけ立ち止まってこの記事を読んでみてください。その症状、医学的には「鼠径(そけい)ヘルニア」、一般的には「脱腸」と呼ばれる病気かもしれません。
「痛くないからまだいいや」という自己判断が、実は一番のリスクであることをご存知でしょうか?
1. 鼠径ヘルニアは「自然に治る」ことはありません
まず知っておいていただきたいのは、鼠径ヘルニアは腹壁(お腹の壁)の筋肉が弱くなり、穴が開いてしまう「物理的な故障」だということです。
残念ながら、飲み薬や塗り薬、あるいは筋トレをして筋肉を鍛えたとしても、一度開いてしまった穴が自然に塞がることはありません。根本的に治すためには、手術でその穴を補強するしかないのが現実です。
2. 放置した先に待っている「嵌頓(かんとん)」の恐怖
「でも、痛くないのに手術なんて……」と抵抗を感じる方も多いでしょう。しかし、放置し続けると、ある日突然「嵌頓(かんとん)」という恐ろしい状態に陥ることがあります。
嵌頓とは、穴から飛び出した腸が筋肉に締め付けられ、戻らなくなってしまうこと。こうなると、
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腸の血流が止まり、腐ってしまう(壊死)
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のたうち回るような激痛に襲われる
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命に関わる「腸閉塞」を引き起こす
といった緊急事態を招きます。こうなると「日帰り手術」どころではありません。救急車で運ばれ、数週間の入院と、最悪の場合は腸を切除する大きな手術が必要になってしまいます。

3. 「痛くない今」こそが、最も楽に治せるチャンス
「まだ大丈夫」と先延ばしにするのではなく、違和感程度の「今」受診することには、大きなメリットがあります。
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日帰り手術が可能: 症状が軽いうちなら、数時間で帰宅できる「日帰り手術」が選択できます。
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体に優しい腹腔鏡手術: 小さな傷跡で済むため、術後の痛みが少なく、翌日から日常生活に戻れます。
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予定が立てやすい: 突然の激痛に怯えることなく、ご自身の仕事や趣味のスケジュールに合わせて治療を行えます。
4. 浅草キュアメディクスで、まずは「安心」を確認しませんか?
当院では、いきなり手術を勧めることはありません。まずはエコー検査などを行い、現在のあなたの状態を正しく診断します。
「これって脱腸かな?」「手術が必要な段階なのかな?」 そんな些細な疑問で構いません。浅草駅から徒歩圏内の当院へ、お買い物や仕事帰りのついでに、安心を確かめにいらしてください。
「確かな技術」に基づいた手術は、早期の日常生活復帰への一番の近道です。経験豊富な専門医に、ぜひ安心してお任せください。
東京浅草キュアメディクスは、地下鉄浅草駅 A5出口すぐの立地です。 初診のご予約は、24時間対応のWeb予約からどうぞ

東京浅草キュアメディクス 理事長
松田 年 (まつだ みのる)
医学博士・外科専門医・内視鏡外科学会技術認定医旭川医科大学卒業後、日本大学病院で、胃・食道・大腸などの消化器癌手術を数多く経験。中でも内視鏡・腹腔鏡を使った外科手術は日本国内でも最も早く取り入れた一人である。2015年より外科の日帰り手術を専門とする医療に取り組み2018年に旭川キュアメディクス開院。
その経験から2024年に台東区で初の日帰り手術専門のクリニックである、東京浅草キュアメディクス開院。
鼠径ヘルニア日帰り手術を中心に、患者さまの満足度の高い日帰り手術の提供を日々研究しています。