乳腺外科 Breast Surgery

女性外科医 森下院長と女性スタッフによる診察・検査を行っています。乳がんは女性にとって深刻な病気であり、プライバシー、身体、精神面など全体的なケアを大切にし診療いたします。また、乳がんだけでなく乳腺の疾患すべてに幅広く対応しておりますので、乳房に関して気になることがあればご相談ください。

乳腺外科の特徴

2018年の日本人女性がかかるがんの第1位は乳がんでした。さらに乳がんは年々増加傾向にあります。乳がんを発症する人は20歳過ぎから認められ、40~50代前半にピークを迎えます。

しかし、乳がんは早期発見して治療すれば、完治の可能性が高い病気です。早期発見には積極的に乳腺外来の診察や、乳がん検診を受けることが重要です。
当院では、手術等は行っておりませんので、手術、薬物療法が必要と判断した場合は、他院をご紹介いたします。

乳腺外来を受診される方のよくある症状

森下院長による診察です
森下院長による診察です
  • 乳房に張りや痛みがある
  • 乳房のしこりや硬さを感じる
  • 乳房が赤くはれあがったり、熱をもっている
  • 乳首から分泌物が出てきたり、ただれがみられる
  • 乳頭が陥没したり、乳房にくぼみができた気がする
  • わきの下が痛んだり、しこりを感じる
  • 職場や区の検診で異常を指摘された場合

☆このような症状があるときは 乳腺外来を受診することをおすすめいたします。

乳腺外来 診察の流れ

マンモグラフィ画像
マンモグラフィ画像
  • 01 視診
    くぼみや発赤などの皮膚の変化、乳頭の位置等を確認します。
  • 02 触診
    乳房をさわってしこりの有無や状態、分泌物のチェックをします。
  • 03 検査
    エコー検査(超音波)を行います。 異常を認めた場合、CT検査、穿刺吸引細胞診、針生検(組織診)等を
    施行します。マンモグラフィー、MRI、が必要な場合は、提携病院へご紹介いたします。

☆当院では、診察・エコー(超音波)はすべて女性スタッフが対応いたします。

当院で扱う主な疾患

当院の乳腺外科で扱う疾患の病態と症状について説明いたします。

乳がん

乳腺組織にできるがんで、多くは乳管組織(母乳を乳頭 まで運ぶ管)から発生します。男性に発生することもあります。しこりは、一般的に硬く境目がはっきりする場合とはっきりしない場合があります。

乳腺線維腫

乳腺組織にできるがんで、多くは乳管組織(母乳を乳頭 まで運ぶ管)から発生します。男性に発生することもあります。しこりは、一般的に硬く境目がはっきりする場合とはっきりしない場合があります。

乳腺症

乳腺が良性に変化したもので、性ホルモンの不均衡により起こると考えられています。30~40代に多くみられます。大きさが不揃いで境界不明瞭な平らで硬いしこりとして触れることが多く、月経前に大きくなり月経後に縮小します。また、多くの人で痛みを伴うことが多いのも特徴です。

乳腺炎

乳汁が乳管の中に溜まって細菌感染をすることでおこる乳腺の炎症です。赤く腫れあがったり、痛み、うみ、しこりなどが見られます。

当院は、患者さまの一人ひとりの状況とニーズを確認するためすべて予約制になっております。
初めての方も予約可能ですので、お気軽に相談ください。
少しでも不安がある方、
症状でお悩みの方は、
お気軽にご相談ください
03-5830-3646
受付時間 月曜〜金曜 9:00〜18:00
24時間受付 ネット初診予約

乳腺外科で行っている主な検査

診察の様子
診察の様子
CT

体の断面を輪切りにした画像が撮影できるため、乳がんのしこりの大きさや位置、広がりを診断するために有用性があります。また、リンパ節転移の有無、肺や肝臓、骨などのへの遠隔転移なども調べることができます。

超音波検査の画面
超音波検査の画面
乳房超音波(エコー)検査

切開が大きいため、術後の痛みや出血のリスクが比較的高いです。
回復に時間がかかり、入院期間も長くなる傾向があります。 大きな傷跡が残ることがあります。

穿刺吸引細胞診

病変部に細い針を刺して注射器で吸い出した細胞を顕微鏡で観察します。
手で触れたり超音波で病変を確認しながら針を刺します。針が細いので身体への負担が少なく、局所麻酔も不要です。

針生検(組織診)

穿刺吸引細胞診でがんの疑いがある場合など、症状の原因を調べるための組織診(生検)の一種です。 針生検では、穿刺吸引細胞診よりも太い針を病変部に刺し、針の中に組織の一部を入れて、体の外に取り出します。針が太いので局所麻酔が必要です。

当院では、患者さまの状態を検査で把握し、適切な診断と最適な手術方法を提案いたします。
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