女性の鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアとは鼠径部と呼ばれる足の付け根の筋肉の隙間から臓器（腸や脂肪）が飛び出して膨らむ病気です。鼠径ヘルニアは、子供と男性に多い良性疾患ですが、実は成人女性にもみられる病気です。全体の約15％が女性との報告があります。成人女性の鼠径ヘルニアの特徴・原因・診断・治療と数回に分けてお知らせいたします。

女性の鼠径ヘルニアの特徴

成人女性の鼠径ヘルニアの特徴として、男性と比べて臓器が飛び出る隙間（ヘルニア門）が、小さい傾向があります。また、筋膜の緩みによって起きる『内鼠径ヘルニア』と言われるものはごく稀で、殆どが『外鼠径ヘルニア』になります。また、大腿輪と言われる部位から飛び出す『大腿ヘルニア』が多いのも特徴です。

鼠径部のふくらみや違和感で来院された女性の患者さまで、鼠径ヘルニアのほかにヌック（Nuck）管水腫とよばれる液体がたまっている状態であることもあります。

雷門長谷川ビルは並木通りから隅田川へ向かう雷門一之宮商店会の赤門を通り抜けた江戸通り沿いにあります。
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東京浅草キュアメディクスは、外来日帰り手術「そけいヘルニア（脱腸）・臍ヘルニア・痔核・乳腺腫瘤など」と共に未病対策にも取り組む、女性医師による外科クリニックです。どうぞよろしくお願いいたします。

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