女性の鼠径ヘルニア 診断
今回は、前回までの女性の鼠径ヘルニアの特徴と原因につづいて、診断のお話です。
男性の鼠径ヘルニアは、大きくなると辿り着く場所があります。それは『陰嚢』です。見た目も信楽焼の狸の様になり、鼠径ヘルニアの診断については問診・視診・触診である程度わかる事が多く超音波検査で確実に診断されます。
一方女性の場合、特に40歳代以下の診断は、超音波検査でも確定診断できないことも多く、追加でCT検査が必要になる事があります。これは男性に比べて、ヘルニア門と言われる脱出部位が小さく特定が難しいことが挙げられます。
また、Nuck管水腫などの病気を鑑別することが、診断をする上で重要です。女性の鼠径ヘルニアは自己診断が難しいので、鼠径ヘルニア専門のクリニックを受診することをお勧めします。
雷門長谷川ビルは並木通りから隅田川へ向かう雷門一之宮商店会の赤門を通り抜けた江戸通り沿いにあります。
アクセスも抜群で東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスにも浅草駅があり、都心から下町、埼玉・千葉・茨城方面からも便利な場所です。
東京浅草キュアメディクスは、外来日帰り手術「そけいヘルニア(脱腸)・臍ヘルニア・痔核・乳腺腫瘤など」と共に未病対策にも取り組む、女性医師による外科クリニックです。どうぞよろしくお願いいたします。
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