診断で必要なもの
鼠径ヘルニアは、鼠径部(太ももの付け根)に痛みのない膨らみができる疾患です。診断にはいくつかの方法があります。以下に、鼠径ヘルニアの診断方法をわかりやすく説明します。
問診・視診・触診
鼠径ヘルニアの主な症状は、鼠径部の膨らみです。筋膜(腹壁)に穴が開いて内部の臓器が押し出されるため、膨らみができます。筋膜の穴の大きさは様々で、平均的な大きさはピンポン球サイズです。痛みを伴わないため、発症してもすぐに気づかないことが多いです。鼠径部に膨らみがある方は、鼠径ヘルニアの可能性が高いです。
画像診断
超音波検査(エコー検査)や腹部CT検査を行うことで、鼠径ヘルニアの診断が確定します。これらの検査から、腹壁の弱い部位や内鼠径ヘルニア、外鼠径ヘルニア、大腿ヘルニアなどの種類を同定できます。鼠径部ヘルニアの病型を知ることや、飛び出している臓器の内容を確認できることなど、日帰り手術を行う上でとても重要な情報になります。手術方法の選択や、おおよその手術時間、リスク判定などが鼠径部ヘルニアの日帰り手術を行う上で必要なマネジメントになります。
注意点:
鼠径ヘルニアは放置せず、専門医に相談することをおすすめします。
経過観察(様子を見ること)も選択肢の一つですが、リスクを理解した上で判断しましょう。
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