鼠径ヘルニアの原因
鼠径ヘルニアの原因は先天性のものと、仕事や生活習慣、加齢や病気、妊娠による後天性のものがあります。
I.生まれながら鼠径ヘルニアである
鼠径部の腹膜が生まれてくる時に癒合しないため、陰嚢、大陰唇につながる鼠径管が開いて臓器が脱出して来ます。このタイプのヘルニアは自然に閉鎖することもあります。小児外科で最も多い手術になっているのも理解できます。
Ⅱ.加齢とともに鼠径ヘルニアになる
年齢とともに筋肉や筋膜が弱くなり内臓が支えきれないことが原因になり発症します。自然に起こる原因として最も多いと考えられます。特に男性は50歳代後半から、発症が多くなります。
Ⅲ.運動・仕事などの生活習慣で鼠径ヘルニアになる
ほとんどのスポーツは腹圧が上がる運動をしており特にこのスポーツに注意というものはありません。例えば、フライフィッシングで、竿を投げたときに違和感を覚えたという患者さまもいました。また、立ち仕事でお腹の筋肉に負担がかかり発症のリスクが高まります。飲食店の調理師、美容師、理容師さんなどです。
Ⅳ.他の病気が関係して鼠径ヘルニアになる
咳をよくする人、喘息の人、便秘、排尿障害のある人なども鼠径ヘルニアの発症原因となることがあります。極端なダイエットをした方も、リスクがあります。何の場合にも、腹圧が高くなることが誘因です。
鼠径部の違和感を感じたら、専門の外科を受診してください。
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