東京浅草キュアメディクスの開業準備で、物件探しの次に取り掛かるものとして設計があります。診療所・クリニックの建築基準は、建築基準法により定められています。以下に主なポイントをまとめます。

診療所の分類:診療所は、病床の有無によって分類されます。病床がない診療所は一般建築物に分類され、病床のある診療所は特殊建築物として扱われます。

病床数による定義:医療法の規定により、入院設備が20床以上あると「病院」、19床以下が「診療所」と規定されています。

特殊建築物の規定:特殊建築物に該当する場合には、防火避難規定上、重要な施設として様々な基準(建築基準法施行令第116条以降の規定:廊下の幅、直通階段、2以上の直通階段、排煙設備、非常用照明など)に適合させることが必要となります。

用途地域による規制:建築基準法では「第一種低層住居専用地域」や「第二種中高層住居専用地域」といったように、人々が暮らす街のエリアが13の用途地域に分けられています。用途地域ごとに、設置できる建築物の種類や大きさが決められています。

旭川キュアメディクスは、入院設備のある有床診療所にあたるため、特殊建築物となりスプリンクラーの設置もしています。
一方、東京浅草キュアメディクスは病床がないため一般建築物となります。いづれも、保健所、管轄の消防署からの点検を受けることが必要になります。

以上のような規定がありますが、地域によっては条例等により追加の規制がある場合もありますので、それらも確認することが重要です。診療所の建築に関わる法令は複雑ですので、適切な知識と経験を持つ専門家の助けを借りることを強く推奨します。

また、診療所の建築には以下のようなポイントがあります:

診療コンセプトに沿った設計:診療内容やターゲットの患者層によって、必要な設備や空間設計、適切なインテリアデザインが変わります。

空間ごとのゾーニング:機能や用途によって建物内の空間をいくつかの「ゾーン」で区分し、各ゾーンの役割・特性に応じて配置や広さ、レイアウトを決めることです。

患者さま・スタッフに配慮した動線設計:「患者さまにとっての快適性」と「医師・スタッフにとっての利便性」の両方に配慮する必要があります。

電気・空調・水道設備:診療所の構造・設備要件は、一般的な事務所・店舗とは異なります。特に電気・空調・水道設備については、間取りや医療機器によって満たすべき要件も変わるため、改修工事などができるかどうか確認が必要です。

診療科目ごとのクリニック設計のポイント:診療科目が異なると、使用する医療機器や患者さまのイメージが変わるので、内装設計のコツや注意点も変わってきます。

今回は、信頼できる設計士さんに、希望をお伝えした上でお任せすることができましたので、スムーズに進みました。人の繋がりは、大切だと改めて感じます。

雷門長谷川ビルは並木通りから隅田川へ向かう雷門一之宮商店会の赤門を通り抜けた江戸通り沿いにあります。
アクセスも抜群で東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスにも浅草駅があり、都心から下町、埼玉・千葉・茨城方面からも便利な場所です。

東京浅草キュアメディクスは、外来日帰り手術「そけいヘルニア(脱腸)・臍ヘルニア・痔核・乳腺腫瘤など」と共に未病対策にも取り組む、女性医師による外科クリニックです。どうぞよろしくお願いいたします。

東京浅草雷門近く、地下鉄浅草駅5番出口徒歩1分
東京都台東区雷門2丁目19番1号 雷門長谷川ビル5階

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